地ビールコラム

「ビール世界史紀行  ビール通のための15章」
村上 満・著  ちくま文庫(2010年発行)



元サントリーのビール生産・開発担当の取締役で、現在はビール研究家として活躍している村上満氏による、世界のビールのルーツや歴史を紹介した一冊。オリジナルは2000年東洋経済新聞社刊。
エールやピルスナー、ベルギービールなど、さまざまビールの生い立ちや製法、森鴎外やマルティン・ルターなど歴史的な人物とビールのかかわりなどについて、わかりやすく解説されている。豊富なビールづくりの経験をもつ著者による、膨大な資料の解析による労作だ。巻末には「ビール小事典」もついており、ビール好き必携の一冊だと言える。
さて、著者の村上さんは老いて(失礼!)ますますお元気。各地の大学でビール講座を行ったり、著作に励んだりしておられる。
「ビール文化の伝播が自分の使命。世の中への恩返しや!」
というのがモットーだそうだ。
元気の源はやはりビール。先日お会いした時もビールを飲みながら
「わしはアルコハイマーやからな」
と笑っておられた。

ビールのお好きな皆さんは、ぜひ本書を片手に、ビール談議にも花を咲かせていただきたい。
(JBA事務局長:石川智康)

☆JBAホームページでは、村上さんのビールコラムを連続掲載を予定しています。お楽しみに!

カテゴリー 「ビールの本」紹介 地ビールコラム

バックナンバー

カテゴリー


「地ビール」でTwitter検索